今日はトマトです。
この時期のトマトって・・・
おいしくない
夏秋収穫の終盤ではトマトの旨みが最高潮。
10月頃のトマトは、露地栽培で手間をかけなくても、かなり美味しいものがありました。
でも、それが終わってしまうと、
美味しいフルーツトマトなどがでてくるまでには、まだ時間がかかります。
2月以降の高知県や静岡県のトマトには舌を巻きますが、
この時期はまだまだ、食べられたもんじゃない。
糖度も低く、食感も悪い
価格ばかり高くて、味が伴わないトマトが多く見受けられます。
そんなときに出会ったのが、
海洋深層水で作る富山県の深層水トマトでした。
このトマトは水耕栽培です。
水耕栽培というのは、土や固形肥料を使わずに液肥を使って栽培する作型、ビニールハウス内で温度と液肥濃度などをコントロールされ、周年で収穫が出来る形です。
静岡県浜松で高糖度トマトを作っている浜名ファームさんも、このような水耕溶液栽培を適用して美味しいトマトを生産していらっしゃいますが、富山県は、それだけではなく、名前が示すとおり、海洋深層水を液肥に混ぜることによって、トマトの樹に適度なストレスを与えています。
塩害という言葉をご存知でしょうか?
植物にとって、塩分は不要のものであり、それが多量に含まれると浸透圧によって樹が枯れたり、正常な生育が出来ません。海難や津波によって、塩をかぶった沿岸地域は塩害に強い特殊な植物しか生育できないでうよね。
でもその原理をうまく利用していたのが
徳谷トマトや八代の塩トマトでした。
畑に塩分があり、トマトが土壌の水分を正常に吸い上げられなかったり、トマトにとってはストレスの原因になっていたものを、あえて利用し、大玉にならず味を凝縮することで高品質なトマトを世の中に送り出しています。
この深層水トマトも徳谷トマトや塩トマトと原理が一緒
そういった状態で水耕栽培され、年間を通して高品質なトマトを作り続けています
品種は、タキイの桃太郎ファイト
タキイ種苗さんといえば、昨日の新聞で種苗業者カルテルが勧告されていた話がありましたね。
どこの世界にもあると思うのですが、いちいち表ざたにしなきゃならないのかって思いません? 談合と同じく日本人の専売特許みたいなもんだと思いますがね。
話はそれましたが、
桃太郎ファイトは桃太郎の純系品種で超大玉になることができますが、小さく完熟するということは養分もたくさん凝縮される
美味しいわけだよ。
今はまだ、糖度が8度ぐらいです。
1月の終わりぐらいからはだいぶ糖度が上がってきます。
生産者さんにお聞きした言葉は
酸味が際立つこの時期のトマトは常温で2~3日置いてから食べると程よく酸味が抜けて美味しいとのことです。
さしずめ、ゆったりした北陸の時間に合った北陸の味というところ。
でもまだ<丶`Ж´>スッパイ

写真
愛知県 とよはし農協のトマト
種無しトマトって感じで、トマトの種がまるでない
果肉も多くゼリー部が少ないから食感はいいように思うでしょ。
柔らかすぎで水っぽいんだよね。
右が深層水トマト 縦横断面 同じ桃太郎とは思えないよねぇ
果肉が硬くしっかりした味


四季膳ほしや
農薬を使用しない美味しい野菜